火葬だけの直葬でお別れした日

最低限


私の父が亡くなったのはもう何年も前のことです
臨終までの時間は長く、事前相談などを自分で行うほど、自分の死に対して淡白な方でした
そんな父が最後、こんなことを言ったのです
「私の葬儀は直葬で頼む。火葬だけで済ませて欲しい」

直葬、正直私はいままでそんな言葉を聞いたことがありませんでした
「えっ・・・?直葬って何・・・」
そう問いかけたとき、父はもう目覚めることのない眠りについていたのです
最期の言葉がそんなのって・・・となんともいえない気持ちになりましたが私は火葬だけだという、直葬について調べることにしたのです

まずはじめに聞いたのは葬儀屋さんでした
葬儀屋さんは丁寧に説明して下さりました
「直葬とは火葬だけを行うシンプルな葬儀のことです
最近は故人が死後迷惑や負担をかけたくないという理由で、自ら火葬だけでいい、とおっしゃる方は多いんです」

私の父は今後の私たちの苦労を考えて直葬を望んだのでは、ということでした
いかにも父らしい、そっけなくも最後まで家族へ配慮するその姿に私は胸を締め付けられ、涙をこぼしてしまいました

父以外には特に近親者もおりませんでしたが、一応2人以上立ち会って葬儀の相談をしたほうがいいと言われ、私は比較的近い親戚を呼んで相談したのです

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